今日は立春!……道路に残っていた雪もすっかり消えて、立春にふさわしい暖かい一日になりました。
立春という言葉には、『暗い冬から抜け出して、明るい春が訪れる!』という響きがあります。
希望や力が湧いてくるような感じがします。
幸い、予定した仕事もなかったので、この節目に気分を一新しようと、午後から、散髪に出かけました。
少なくなった髪を切るのは勿体無くて、いささか気が進まないのですが、……いざ、散髪を始める段になって、若い理髪師が「バリカンを入れますか?」と聞くのです。
その言葉に一瞬戸惑っていると、「何も丸坊主にするというのではありません。生え際をバリカンで刈上げるのですがいいですか?」……と、つっけんどんに命令口調が続くのです。
何か強引な理髪師の言葉に押されて、私は「少しだけ……。刈上げは少しにして、髪がいっぱい残るようにしてください!」とだけ云って、散髪を任せました。
仕事熱心なのか、無言でバリカンを使い、ハサミを使い、……終わってみると、私が思っていた通りに仕上がっていたのです。
若い理髪師に、「腕は確かだね!」とひと言お礼を言うと、はじめて“はにかみ笑顔”とともに、純なひと言が返ってきました。
「有難うございます。そんなふうに褒められるのははじめてです。……店長にもよく言われます。散髪している時に、もっとお客さんに言葉がけをしなさいと……。」 と。
まだ職についてまもない若い理髪師の言葉は新鮮でした。私は、彼に、「次回も必ず来店するからね!頼むよ!」 と約束して理髪店を後にしました。
久しぶりの散髪に気分一新、そして、若い理髪師にもエールを送りながら、……爽やかさに包まれた立春の一日になりました。
2008年02月04日
「バリカンを入れますか?」……「少しだけ!」
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