晩秋の空いっぱいに広がる青い空を見上げながら、先日の守門・上条の紅葉を思い出しました。
当日はあいにくの曇り空、紅葉ももう一つ冴えなかったのですが、……今日は晩秋の陽射しをいっぱい浴びて、紅葉は彩り鮮やかに演出されているのではないかと想いが広がりました。
そして、一抹の寂しさを覚えた「上条小閉校記念式典」が蘇ってきました。
その折、大勢の皆さんと再会出来て心が弾んだのですが、……かっての同僚だった伊藤(旧姓・岡本)先生・永山先生と再会出来たことは、ことのほか嬉しいことでした。
伊藤先生は花を愛する人でした。生け花が趣味で、時折、職員玄関に生け花を飾ってくれた先生でした。
その美しい生け花を見て、私はしばしば、はっと息をのんだものです。来校してくださる人たちを温かく迎えてくれる素敵な生け花でもありました。
ある時、伊藤先生に、「この生け花は何流ですか?」と聞いたことがありました。
すると、「私の生け花には“流派”などはないのです。“自由流”とでも言うことにしておきましょう。」という答えが返ってきました。
私は、『こんな見事な生け花に“流派”が無いはずは無い!』と思ったのですが、……そのままお別れしてしまったのです。
久しぶりの出会いに、そのことをお話すると、「“自由流”でいいのです!」と、相変わらず謙虚な伊藤先生でした。
永山先生は子どもに対する愛と情熱が人一倍強い先生でした。
そして、製本技術がプロ級の先生でした。
その技を駆使して、数多くの学級文集を作り、私にもプレゼントしてくれた先生でした。
頂いた文集を読み返してみると、子ども一人ひとりの成長の足跡が実によく見えるのです。
それは、子どもにとっても、親にとっても、貴重な財産になっているのではないかと思うのです。
実践を記録に残し、成長を支援し続ける永山先生の生き方は、その後もずっと続いていると聞いて、私はとても嬉しくなりました。
いつも子どもの目線で優しく語りかけていた伊藤先生、そして、いつも子どもと一緒にいて、地道に実践を累積していた永山先生、……現在は中堅として大活躍の二人の姿にエールを送りました。
お二人の実践に学びながら、……私の「おじじの日記」も挑戦は続きます。
2008年11月12日
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